2009年09月07日

昨日の『ザ!鉄腕!DASH!!』をご覧になりましたか?

昨日(9月6日)に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』では、紫紅社が隠れキャラ?として活躍していました。番組をご覧になっていない方に簡単に説明しますね。

「現在のように写真やテレビのなかった一昔前。
便利に色が出せる絵の具が無かったため、天然の顔料を用いて、美しい風景や人物などを描き、後世に伝えてきた。
そこで!今も残る昔ながらの天然顔料を集め、絵画を描く。
挑むのは城島と達也。
果たして、天然の顔料を集め、絵を描くことは出来るか!?」

『ザ!鉄腕!DASH!!』ホームページより(外部リンク)〜



まず天然のをだすにはどうすればよいか・・・。
それにトライしたのが山口達也さんで彼が図書館で見ていた「シャルルマーニュの福音書」は弊社刊「帝王紫探訪」に載っています。
アクキガイ科の貝からパープル腺をとりだして、これを太陽にあてた時に鮮やかな紫色に変わっていく映像を見たのは私自身も初めてでした。貴重な瞬間をみることができたと思います。
なぜ紫になるのか、なぜ紫は皇帝や貴族にしか使用されなかったのかなど、この本をみるとすべてがわかるのではないでしょうか。


次に黒、黄色の色を出すにはどうすればいいか、にチャレンジしていたのは城島茂さんです。
城島さんがこれらの色について、参考にしていたのはこれも弊社刊「日本の色辞典」でした。
映像では表紙は映っておらずわかりませんでしたが、各ページは詳しく紹介されていました。
ヌルデの木を探しに行くときは「よしおか工房」の染師福田伝士氏がナビゲーターとして同行されていました。残念ながら、吉岡幸雄氏は登場しませんでしたが実際に黒をだす時は工房も映っていましたし、極々さわりの部分ですが染の様子が見ることができよかったのではないかと思います。これを機会に皆さんも少しでも染に対して興味を持ってもらえればなぁ・・と願っています。

ちなみに「日本の色辞典」に出てくるページを紹介すると、
黒は252、253ページ
黄色は198、199ページ
は148ページ
また直接関わっていませんでしたが、を出す時にコチニールという言葉がでてきました。これに関しては77ページに詳しく載っています。

そして染もそうなのですが、自然の色を知ってみようという人がもっと増えて欲しいです。
日本の色辞典」をみていると、「意外と身近なものからこの色がでているのかー」、「この実、花からは想像もできないけどこの色がだせるー」など驚きがいっぱいで誰がこれを見つけたんや?と思ってしまします。
 本当に五倍子の抽出液に鉄分を混ぜると黒になり、パープル腺を太陽に当てると紫になるなんて想像もつかないですよね。私たちは活字でしか残していけませんが、もっと染について身近な
話題をこのブログや紫紅社HP、また出版物として皆様に触れる機会を増やしていけたらな、と思います。


今回ご紹介しました二冊は、当社のウェブショップでもお買いあげ頂けます。
画像をクリックしてください。


irojiten.jpg
日本の色辞典
吉岡幸雄、福田伝士(染色)



teioumurasaki.jpg
帝王紫探訪
吉岡常雄

posted by 茜色 at 15:40| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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